はじめに|マナーがツーリングの楽しさを左右する
気の合う仲間と絶景を楽しむツーリング。
バイクの醍醐味ともいえるこの時間を、もっと快適に、安全に過ごすためには「ちょっとしたマナー」がとても大切です。
特に、マスツーリング(複数人でのツーリング)では、自分だけでなく周囲への気配りが重要。
この記事では、初心者の方でもすぐに実践できる「ツーリングの基本マナー12選」をわかりやすくご紹介します。

1. 集合時間は厳守しよう
ツーリングは時間の共有イベント。
ひとりの遅刻が全体の進行に大きく影響します。
集合時間の15分前には到着しておくつもりで行動しましょう。

2. 集合前に必ず給油を済ませる
「集合したけどガソリンが少ない…」
これ、意外とやりがちなミスです。
最初の目的地までスムーズに走るためにも、前日か集合前にガソリンは満タンにしておくのがマナーです。

3. 出発前に軽くミーティング
「目的地は?」「休憩はどこで?」「万が一はどうする?」
こうしたことを出発前にサッと共有しておくことで、トラブルや迷子を防げます。
連絡手段(LINE、インカム)も確認しておくと安心。

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4. 走行中は千鳥走行が基本
マスツーリングでは**千鳥走行(斜めに互い違いで走る)**が基本スタイル。
車間距離を保ちつつ、前方の視界も確保でき、安全性がアップします。
道幅が狭いときは無理せず1列に切り替えましょう。

5. 追い越し・割り込みはしない
走行中のポジションは基本的に変えないのがルール。
無理に前に出たり、割り込んだりすると、事故や不信感につながります。

6. すり抜けや信号無視は絶対NG
ツーリングは公道を使う以上、交通ルールの遵守が大前提。
すり抜けや信号無視は、他の車や歩行者に迷惑をかけるばかりか、ライダー全体の印象を悪くします。

7. 無理せずマイペースを守る
「遅れたら迷惑かも…」と焦ってスピードを上げるのはNG。
自分のペースで無理なく走ることが、結果的に事故を防ぎ、全体のリズムも崩しません。

8. すれ違うライダーに軽く挨拶(ヤエー)
すれ違い時に軽く手を挙げて挨拶する「ヤエー」は、ツーリングならではの文化。
無理のない範囲で挨拶を返せば、ちょっと嬉しい一体感が生まれます。

9. 駐車場では静かに、端に寄せて駐車
エンジンの空ぶかしや広がっての駐車は、周囲に迷惑。
端に寄せてコンパクトに停めるのがマナーです。

10. 写真撮影は周囲に配慮して
絶景を前にバイクと一緒に写真を撮るのは、ツーリングの醍醐味。
でも、道路や危険な場所での撮影は絶対にNG!
安全な場所で、周囲の状況を確認してから撮影しましょう。

11. ゴミは必ず持ち帰る
休憩所や道の駅で出たゴミは、自分で持ち帰るか、適切に処分しましょう。
「来たときより美しく」を心がけるのが、かっこいいライダーの姿です。

12. 地元の人に「ありがとう」を忘れずに
給油所や飲食店でのちょっとしたやりとりでも、「ありがとうございます」の一言があるだけで印象が大きく変わります。
地域と良好な関係を築くことも、ツーリングの大事な一部です。

おわりに|マナーを守れば、ツーリングはもっと楽しくなる
ツーリングは、ただ走るだけのイベントではありません。
**「一緒に走る仲間」「すれ違うライダー」「地域の人たち」**とのつながりを感じながら楽しむもの。
マナーを意識することで、自分も周囲も気持ちよく過ごすことができます。
初心者の方も、ベテランの方も、今一度マナーを見直して、より素敵なツーリングを楽しんでくださいね。

📌 次回の記事では、「マスツーリングの役割分担とおすすめポジション」についてご紹介します!
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