皆さんこんにちは!
北海道のバイク屋で店長をしているゆきヘル店長と申します。
バイクに限らず乗り物に乗り始めると、つい手を出したくなるのが「カスタム」。
最初はスマホホルダーやミラー交換といった小さな変更から始まりますが、気づけば数十万円が消えていた…なんて話もよくあります。
このように 「気づかぬうちに散財し、次々とカスタムにのめり込む状態」 を、
ライダーの間では「カスタム沼」と呼びます。
この記事では、バイク歴20年、バイク屋勤務歴16年の私が
- カスタム沼にハマる仕組み
- 特にハマりやすいバイク5選
- 各バイクで人気のカスタムベスト3
をわかりやすく解説します。
あなたもカスタムの楽しさに目覚めてしまうかもしれませんが、責任は取れません😅笑

そもそも“カスタム沼”とは?
カスタムの魅力にハマる理由
自分だけの一台にできる・性能や快適性を向上できる・SNSや仲間に「すごい!」と言われる満足感。
👉 この小さな達成感の積み重ねが、沼の入り口です。
出費が膨らむ仕組み
「あと1万円で完成する」と思って次のパーツを購入。
マフラーを替えたらサスも気になる → 全体改造に発展。
気づけば車体価格を超えるカスタム費用に。

沼が深まる心理
SNSやYouTubeで刺激を受ける・仲間のカスタムを見て自分も真似したくなる・純正のままでは物足りなくなる。カスタムをすればするほど、細かい部分のノーマルパーツや全体のバランスが気になってきて、沼の奥の方へ進んでしまう・・・
カスタム沼にハマりやすいバイク5選とカスタムベスト3
カワサキ Z900RS

ネオクラシック人気の筆頭。パーツが膨大で、どこまでも改造できてしまう危険な一台。
- マフラー交換:重低音を求める人が多数。人気車種なのでマフラーの種類も豊富。
- 外装カスタム:タンク・サイドカバーなど外装一式をビンテージ風に。色替えで別のバイクのように化ける。
- ハンドル・シート交換:乗り心地と見た目を変える定番カスタム。
ホンダ レブル250

初心者からベテランまで人気。自由度が高すぎて“無限に改造できる”のが落とし穴。
- マフラー交換:歯切れの良いサウンドを強調。女性ライダーも交換率高め。
- ハンドル・ミラー交換:アメリカンスタイルをさらに際立たせるカスタム。
- シート・フェンダー:ソロ仕様やフェンダーレス化でカスタム感が一気に高まる。
ホンダ ダックス125

かわいい見た目と手軽さで、遊び感覚のはずが深みにハマる。
- マフラー交換:単気筒なのでカスタムすると音の迫力がかなり変わる!
- ハンドル・外装カスタム:コンパクト車両だからこそ雰囲気が大きく変わる。
- シート交換:カラフルで遊び心あるシートが人気。
ヤマハ XSR700

ネオレトロ系で海外パーツも豊富。スタイルチェンジの幅が広すぎて危険。
- 外装キット:カフェレーサー風・スクランブラー風など、別の車種のように変化可能。
- マフラー交換:軽量化とサウンドで乗り味が激変。
- フェンダーレス・ライト交換:リア周りをすっきりさせるカスタムは定番中の定番。
ハーレー スポーツスター

「カスタム文化そのもの」。一度触れば永遠に完成しないとも言われる。
- マフラー交換:ハーレーの重低音を楽しむ定番。
- ハンドル交換:エイプバーやドラッグバーなど、多彩なスタイルに変化可能。
- タンク・外装フルカスタム:世界に一台のオリジナルを作れる。=沼の最深部。
沼にハマらないための3つの工夫
予算を“月単位”で決める
毎月いくらまでと上限を設定すると、暴走を防げる。
翌月に楽しみは取っておきましょう!
カスタムの目的を決める
「走行性能UP」か「見た目重視」かを分けると無駄が減る。
とりあえずカスタムしたい欲を満たしていくと、カスタムの方向性がバラバラでまとまりのない仕上がりになってしまうことも・・・😭
プロに相談する
メカニックや先輩ライダーに「本当に必要?」と確認するだけで失敗が激減。
自分だけで突っ走ると、適合しないパーツを買ってしまったり、他のカスタムパーツとの相性が悪くせっかくつけたパーツを外さないといけなくなることもあります。
経験豊富な相談役がいると、全体のバランスやあなたの使い方に合わせた提案をしてもらえますよ!
まとめ
カスタムはバイクライフを豊かにする最高の楽しみです。
ただし「沼」に落ちると、気づけば車体価格を超える投資になりがち。
特に Z900RS、レブル250、ダックス125、XSR700、ハーレー スポーツスター は“カスタムしたくなる魅力”を持っているので要注意。
👉 目的と予算を意識すれば、「自分だけの一台」を楽しく作り上げられます。
計画的にカスタムして、最高のバイクライフを楽しんでください!
⚠️注意⚠️
※最後になりますが、この記事内で紹介したパーツ類に限らず購入前に必ず適合確認をしてください。
取り付けする車両によっては違法改造になってしまう可能性があります!
車検や道路交通法の範囲内で楽しめるカスタムにしておきましょう!
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