はじめに|新しい趣味で一番高い壁は「家族の反対」
「バイクに乗りたい!」
そう思ったとき、最初に立ちはだかるのは…
そう、**家族やパートナーの“反対”**です。
安全性、費用、置き場所、時間…。
どれも納得の理由ですが、それでも「乗りたい」という気持ちを抑えるのは、つらいですよね。
今回は、営業歴15年・店長歴10年の私が、
お客様と一緒に数百人の「説得の壁」と向き合ってきた経験から、
**反対を理解に変えるための“具体的な会話の工夫”**をお届けします。
よくある反対理由と、その乗り越え方
① 「バイクは危ないからダメ!」
バイク未経験者ほど、バイク=危険 というイメージを強く持っています。
特にご家族やパートナーは、
「バイクに乗ったら死ぬんじゃないか」と本気で心配している場合も。
それはあなたのことを大切に思っているからこそ。
でも、こちらの本気度や安全対策を伝えれば、納得してもらえるケースは少なくありません。
▶ 安全対策を「見える形」で約束する
- プロテクター入りのウェアを着る(長袖・長ズボン+ブーツ)
- ヘルメットはフルフェイスかジェットタイプを使う
- 任意保険は対人・対物無制限+人身傷害補償つきに加入する
👂「そこまでしてくれるなら、安心だわ」と言ってもらえたら大成功!
💡おすすめトーク例:
「心配させたくないから、ちゃんと装備にはお金をかけるよ」
「事故のリスクをゼロにするのは無理だけど、限りなく減らせるように準備してる」
② 「お金がかかりすぎるんじゃないの?」
バイクに関する出費は確かに多いです。
免許、車両、保険、用品、維持費…
ですが、実は車と比べると圧倒的にコスパが良いというのが、バイクの魅力でもあります。
▶ 金銭面の「リアル」を数字で伝える
- 税金:たとえ大型バイクでも年額6,000円
- 燃費:リッター30km超えも珍しくない
- 車庫証明不要(多くの地域で)
- 保険も割安
- 中古用品が豊富!初期投資を抑えられる
さらに…
▶「一緒に節約できるアイデア」も共有!
- 教習所は販売店からの紹介割で安くなる
- 任意保険は等級を家族でまとめてお得に
- 日常の足としても活用できる(通勤・買い物など)
💡おすすめトーク例:
「実は車よりずっと維持費がかからないって知ってた?」
「毎月1,000円の趣味って考えると、かなり健全だと思うんだ」
「1日100円貯めたら、大体の車検費用はカバーできるんだよ」
説得のゴールは「共感」してもらうこと
大事なのは、“理解してもらおう”と説得するのではなく、“一緒に考えてもらう”スタンスを取ること。
たとえば、こんな伝え方も効果的です。
💬 「あなたが心配してくれるのはわかってる。でも、挑戦してみたい」
正面から気持ちを伝えると、反対されていた方も「この人本気なんだな」と気づいてくれます。
💬 「一度だけレンタルで乗ってみて、それでも不安ならやめてもいい?」
“ワンクッション”提案は効果的です。
最近では1日レンタル、試乗会、教習所の体験走行などもあるので、それを使うのも◎。
💬 「乗ってるときも、帰ってからも、あなたの心配を無視しない」
「帰ったらちゃんと報告する」「無事帰ったら連絡する」
など、心配を和らげるルールを提案するのもいい手です。
営業マン向け|こんなお客様にはこの話題を!
営業としてご家族と来店されたお客様には、以下のようなトークを積極的に。
🛡「安全性」トーク:
「こちらのモデルはABS付きで、転倒しにくくなっています」
「プロテクター入りのジャケットが最近人気で、見た目もスマートですよ」
💰「コスト感」トーク:
「車と比べて税金が年間6,000円なんですよ」
「燃費はリッター30km超えますので、通勤にも好評です」
💬「共感」トーク:
「実際、奥さまやご家族の反対から入る方も多いんです」
「でも、安全に・手頃に・楽しめるってわかると、許可が出るケースがすごく増えてます」
家でのプレゼン資料として渡そう!
単身で来店されたお客様には、こう言ってあげてください。
「ご家族を説得するために、こういうポイントを話してみるといいですよ」
「僕も過去のお客様にこの話をして、ほとんどの方が“許可”をもらえたので!」
この“味方感”が、お客様の背中を押します。
まとめ|「説得」じゃなく「共有」しよう
家族やパートナーの反対は、あなたのことを思うからこそ。
大切なのは、「反対されてる」ではなく、「まだ伝わっていない」だけだと捉えることです。
安全性・お金・ライフスタイルを一緒に考え、「共に乗る」という意識で進めれば、きっと理解は得られます。
✅ 今日からできる3ステップ
- 相手の不安を“否定せずに”受け止める
- 安全対策・費用面の“数字と対策”を伝える
- 「一緒に考えてほしい」という気持ちを伝える
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「バイクがある人生って、いいな」
そう思ってくれる人が、一人でも増えるように。
ご家族の不安を、あなたの安心トークで乗り越えていきましょう。
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