北海道ツーリングで自賠責だけは危険!実際にあったトラブル事例と任意保険の重要性

みなさんこんにちは!

北海道でバイク屋の店長を9年している、ゆきヘル店長です!

突然ですが、

「任意保険って必要なの?」

そう感じているお客様は少なくないかも知れません。

「ぶっ飛ばして走るわけでもないし、事故しないように走るから自賠責だけで大丈夫でしょ」

結論:実際にトラブルが起きた時、自賠責だけではほとんど役に立たないのです。

自賠責は“最低限の義務”にすぎません。

実際、ハイシーズンの7−8月は、北海道ツーリング中のお客様から、

ほぼ毎日トラブルのご連絡をいただきます。

その時、

「任意保険のレッカーサービスに加入していますか?」

と確認すると、

「えっ、自賠責しか入ってないよ?」

と、自賠責保険しか加入していないお客様もいらっしゃいます。

そんなお客様がどんな結果になるか・・・

この記事では、当店のお客様が北海道ツーリング中に遭遇した実際のトラブルを紹介しながら、

「自賠責だけの危険性」と「任意保険+レッカーサービスの重要性」を解説します。

この記事を読んだら、任意保険に加入したくなるはずです。

ぜひ最後まで読んで、万が一の際の余計な出費を抑えてください。


目次

道東ツーリング中のエンジントラブル

トラブル発生の状況

知床方面を走行中のお客様。峠道で突然エンジンが止まり、何度セルを回しても再始動できない状態に。周囲には民家もなく、助けを求めることも難しい状況でした。初めて走る場所なので、住所もわからない。広大な自然を有する北海道ならではの問題ですが、周りに目印となる建物もない・・・。電話口で自分の居場所を伝えることすらも難しい。自賠責はこうした「故障トラブル」には一切対応しません。

レッカー移動の距離と費用

任意保険のレッカーサービスでGPSから現在地を把握してくれて、最寄りのレッカー業者を手配。北海道ならではですが、最寄りの業者から出動するとしても、レッカー会社と故障現場の距離が離れているので時間がかかります。まして、ハイシーズン中なら業者到着に数時間かかることもよくあります。

実際、このお客様の場合は数時間後、レッカー業者が駆けつけてくれて、150km以上搬送しました。通常であれば数万円〜十数万円の費用がかかる距離です。都市部なら「近くの修理工場」で済みますが、北海道ではそうはいきません。

任意保険で助かった実例

幸い、お客様は任意保険に加入済み。ロードサービスの「レッカー距離無制限」を利用し、費用は0円で済みました。金銭的な安心だけでなく、精神的にも大きな支えとなった出来事でした。


鹿との接触事故

北海道ならではのリスク

北海道の夜間や早朝は、鹿やキツネなどの動物が道路に飛び出してくることが珍しくありません。「自分は大丈夫」と思っていても、実際に接触事故は毎年のように発生しています。

この写真は、筆者の近所で撮影したものです。最近では、普通の住宅街にも出没することが多くなりました。しかも、お昼の時間帯でした。

自賠責でカバーされない現実

あるお客様は、夜間に鹿と接触してフロント周りが大破。幸い怪我は軽傷で済みましたが、自走不能となりました。自賠責は「対人のみ」が対象のため、バイク修理費もレッカー費用も全て自己負担になってしまいます。


ガス欠・パンクで立ち往生

北海道のガソリン事情

北海道では、町と町の間が50〜100km以上離れていることも珍しくありません。都市部のように「次で入れればいいや」が通用せず、特に観光地周辺では休日や夕方にスタンドが閉まってしまうこともあります。

ガス欠やパンクの怖さ

あるお客様は郊外でガス欠になり、次のスタンドまで30km以上ある区間で立ち往生。別のお客様はパンクで自走できなくなりました。どちらも自賠責は一切対応しません。炎天下や夜間に取り残されれば、熱中症や熊に襲われるなど、命の危険すらあります。

任意保険のロードサービスが救いに

任意保険のロードサービスを利用すれば、ガス欠時の給油やパンク時の搬送が可能です。実際に利用されたお客様からは「夜間でも来てくれて安心した」との声が多く寄せられています。


レッカー費用の現実

都市部と北海道の違い

都市部では10〜20kmの移動で修理工場にたどり着けます。しかし北海道では100km以上の移動も普通。距離単価が積み重なり、あっという間に高額請求になります。

レッカー代の相場

一般的な目安:1kmあたり 500〜1,000円程度 

実際の金額例

知床から釧路まで約300km搬送したケースでは、実費なら10万円以上。帯広から札幌まで運んだケースでも数十万円の請求になることがあります。「まさかこんなにかかるとは」と驚かれるお客様がほとんどです。

任意保険の強力なカバー

ロードサービスが「距離無制限」の任意保険なら、こうした高額なレッカー費用も0円。実際に利用されたお客様は「入っていて本当に良かった」と口を揃えます。安心感は金額以上の価値があります。


結論:自賠責だけは危険!任意保険+ロードサービスが必須

自賠責の限界

自賠責は法律上の義務にすぎず、補償範囲は「対人事故のみ」。ツーリング中に起こりがちなトラブルには全く対応できません。

自賠責保険の内容

  • 傷害(ケガ)
    • 被害者1人あたり 120万円まで
    • 治療費・休業損害・慰謝料などに充当。
  • 後遺障害
    • 等級に応じて 75万円~最大4,000万円
    • 重度の後遺症ほど上限額が高い。
  • 死亡
    • 被害者1人あたり 3,000万円まで
    • 葬儀費用・逸失利益・慰謝料などを含む。

任意保険で得られる安心

任意保険なら対人・対物の無制限補償に加え、人身傷害・車両保険・ロードサービスが利用可能。事故・故障・転倒といったリスクを総合的にカバーできます。

ツーリングを楽しむための必須装備

北海道ツーリングを本当に楽しむためには「任意保険+レッカー距離無制限」は必須。保険は「使うためのもの」ではなく「安心して走るための必須装備」なのです。


まとめ

  • 北海道ツーリングは夢の舞台ですが、トラブルのリスクも大きい
  • 実際のお客様の事例からも、自賠責だけでは全く守れないことが分かる
  • 任意保険に加入し、特にレッカー距離無制限のロードサービスを選ぶことが安心の鍵
  • 「保険は費用ではなく、安心への投資」

安心して走るために、ぜひ任意保険を準備して北海道ツーリングを楽しんでください。

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