失注する営業の特徴5選|共通するNG習慣とは?

目次

はじめに:なぜ、あの人は契約が取れないのか?

営業という仕事は、成果が数字で見える分、結果に一喜一憂しがちですよね。

「一生懸命話してるのに、なぜか決まらない…」

「お客様は話を聞いてくれるのに、最後は他で買ってしまう…」

そんな悩みを抱えている方へ。

実は、失注が続く営業には【ある共通のパターン】があります。

今回は、現役バイク販売店の店長である筆者が、現場で見てきた

**「失注につながるNG習慣」**を5つ厳選してお伝えします。

これを知っているだけで、今後のアプローチがまるで変わります!


特徴①:話しすぎる

「熱意を伝えたい!」という気持ちは素晴らしいですが、

その熱が“空回り”してしまうケースはとても多いです。

  • 商品の魅力を長々と説明
  • スペックや機能を延々と解説
  • お客様の反応を待たずに一方的に話し続ける

これでは、お客様は「この人、自分の話を聞いてないな」と感じてしまいます。

そして、どれだけいい商品でも“押し売り”に聞こえてしまうのです。

改善ポイント:

「話す」より「聞く」を意識する。

まずは相手の関心や不安を聞き出す姿勢が信頼の第一歩です。


特徴②:お客様の“本音”を引き出していない

一見、ニコニコ話してくれていても…

実は心の中では、「買う気はないけど、断りづらいだけ」ということもあります。

よくある失注パターンがこちら:

  • お客様「考えます」
  • 営業「ぜひお願いします!」
  • → 後日連絡が取れずフェードアウト…

これは、お客様の本音(不安・迷い)を聞けていない証拠。

改善ポイント:

「実は、何か気になる点ありますか?」

「他に検討されてる商品はありますか?」など、

**本音を聞き出す“勇気ある一言”**が大切です。


特徴③:「今じゃなくてもいい」と思われている

失注する営業の多くは、

お客様に「また今度でもいいかな」と思われてしまっています。

その理由は…

  • 今買う理由が明確でない
  • 緊急性や特別感が伝わっていない
  • 「買わなくても困らない」と思われている

改善ポイント:

「今日お越しいただいたのは、何かきっかけがあったんですか?」

と、お客様の“行動の裏にある理由”を引き出しましょう。

そして、

「今動いた方がメリットが大きい理由」をしっかり提示するのです。


特徴④:「自分目線」で話している

ありがちなNGがこちら:

  • 「自分だったらこっちを選びますね」
  • 「僕はこの色が好きで」
  • 「個人的にはこの方が…」

営業としての経験談は大事ですが、

それが「自己満足トーク」になっていませんか?

お客様が知りたいのは、

**“自分の使い方に合うのはどれか”**ということです。

改善ポイント:

「お客様の使い方なら、こっちが合いそうですね」と、

相手目線での提案を心がけましょう。


特徴⑤:クロージングをあいまいにする

最後の一押しを避けてしまう営業も、実は多いんです。

  • 契約を促すのが怖い
  • “押し売り”に思われたくない
  • お客様の空気を読みすぎて黙ってしまう

この気持ちはよく分かります。

でも、しっかり提案してくれた営業には、お客様も「背中を押してもらった」と感じてくれます。

改善ポイント:

「ここまでお話させていただきましたが、いかがですか?」

「もし気になる点がなければ、このまま手続きを進めましょうか?」

など、優しいクロージングが効果的です。


まとめ:失注の原因は、ちょっとした“ズレ”の積み重ね

失注には、運やタイミングもあります。

でも、その前に見直すべきなのは、

「自分の営業にズレがないか?」という視点です。

✅ 話しすぎていないか?

✅ 本音を引き出せているか?

✅ 今動く理由を伝えているか?

✅ 相手目線で話せているか?

✅ 最後の一言を、伝えているか?

これらを意識するだけで、

**「なんで決まらないんだろう…」**という悩みから解放されるはずです。


📎 関連記事:

👉 「話しすぎて契約を逃す営業の特徴」

👉 「ちょっと見るだけのお客様を即決に変える話し方

👉 「お客様の本音を引き出す“沈黙”の使い方」

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次