お客様が出すクロージングのサイン20選
目次
〜このサイン、見逃してませんか?〜
「このお客様、買う気あるのかな?」
営業をしていると、そんな風に感じる瞬間、誰にでもあると思います。
でも実は、お客様は**“言葉にしなくても、買う気を行動で表している”**ことが多いんです。
しかもそのサインは、一瞬だったり、何気ない仕草の中に隠れていたりします。
☑ 熱心に質問してくる
☑ 1台の商品をじっくり見ている
☑ 支払い方法について聞いてくる
☑ 納期や置き場の話を始める
☑ 「現物を見たい」と言い出す
これらはすべて、
“買う気が高まっている”サイン。
営業は、押し売りする仕事ではありません。
お客様の“決断のタイミング”を見逃さず、そっと背中を押すのがプロの仕事です。
この記事では、営業歴15年・店長歴10年の私が実際の現場で感じた
**「クロージングのサイン20選」**を、
お客様の具体的な行動と共に紹介します。
読み終えた頃には、
「この人、買いそうかも…!」という感覚が、驚くほど研ぎ澄まされているはずです。
🧩 カテゴリ1|質問が増える(=関心が深まっている)
- お客様が熱心に質問してくる → 興味が表に出てきた証拠。
一度受け止めてから答えると信頼が増す。 - 話の途中でたびたび質問してくる → こちらの話を「前提にして」考えている状態。
購買検討モードに入っている。
🧩 カテゴリ2|特定の1台に集中し始める
- 1台の商品を熱心に見始めた → 選択肢から「これかも」と絞り込みが始まっている。
積極的に寄り添う。 - 再度、現車を確認したいと言ってきた → 購入前の“最終チェック”モード。
契約の準備に入るサイン。
🧩 カテゴリ3|身体の動きに現れる
- 体を乗り出して熱心に聞いてきた → 会話に集中しており、買う前提で“情報収集中”。
説明に熱を持って応える。 - 見積書を手に取り出した → 心の中で“次のステップ”を意識している。
クロージングチャンス。
🧩 カテゴリ4|具体的な条件確認に入る
- 価格や支払条件について触れてきた → 「買うならどうするか」に意識がシフト。
提案の幅を持って会話する。 - 納期を訪ねてきた → 所有するイメージが湧いている。
現実感が高まっている瞬間。 - 契約に必要なものを質問してきた → 明らかに“買う方向”で動き始めている。
クロージングしてOKな状態。
🧩 カテゴリ5|購入後の世界を想像し始める
- 購入後のことについて話し出した → 「納車」「使い方」「保険」などの話題に移行したら、
“未来に入っている”。 - バイクの置き場について話し始めた → 所有前提での準備を始めているサイン。
- 他の購入者について話し出した → 自分の選択に“安心材料”を求めている。
背中を押すチャンス!
🧩 カテゴリ6|価格・条件交渉が始まる
- 真剣に値引きやサービスを要求し始めた → 価格以外の懸念はクリア済み。
契約まであと一歩。 - 他店の情報を語り始めた → 比較検討の最終段階。差別化ポイントを明確に提示する。
🧩 カテゴリ7|誰かの意見を求める
- 周囲の人に相談し始めた → 意志は固まりつつあるが、背中を押してくれる存在を求めている。
→ 「どちらの意見も間違いないですよ」と中立を保ちつつ後押し。
🧩 カテゴリ8|内面に変化が起きているサイン
- 困ったなと考え始めた様子を見せた → 決断しようとしている証拠。
“気持ちの整理”を助ける一言が効果的。 - 話題が盛り上がってきた → 営業への安心感が強まり、“信頼→決断”の流れが整ってきている。
- こちらの説明にNOと言わなくなった → 心理的抵抗が下がっている状態。
ここでクロージングに入ってもOK。
🧩 カテゴリ9|次の一手をお客様が取り始めたら
- 現物を見たいと言い出した → 「確認できたら決めよう」という気持ちの現れ。
実物を見せて後押し! - 「じゃあ、もし買うとしたら…」という仮定形の話をし始めた → もう“買う前提”の段階。
迷っているのではなく、最終チェック中。
✅ まとめ|“買うサイン”を察知したら、静かに背中を押す
お客様は「買います」とはっきり言わないものです。
でも、その前に出ている“サイン”は、必ずあります。
それに気づける営業は、
**「押さずに売れる営業」**になります。
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