🏍通好みのレトロバイク特集|250cc+αのちょっとマニアックな5選

「CBやSRはメジャーすぎる…」

「人と被らないレトロバイクが欲しい」

そんなバイク好きに贈る、ちょっとマニアックで味のあるレトロバイク5選を紹介します。

今回のテーマは、“250cc中心+例外1台”。

走りよりも雰囲気・個性・所有感を大事にしたいあなたに刺さる、通好みのバイクたちです。


目次

① HONDA GB250クラブマン|ミニブリティッシュの完成形

  • 発売年:1983年〜1997年
  • エンジン:空冷4ストOHC単気筒(249cc)

クラブマンとは「気取らない紳士の趣味バイク」。

その名にふさわしく、英国風のデザインと、単気筒らしいトコトコした鼓動感が魅力。

特に【5型】は完成度が高く、セパハン・アルミタンク風の質感も◎。

“とりあえずSRじゃないクラシックに乗りたい”人にまずおすすめ。


② YAMAHA SRV250|Vツインのジェントルカフェ

  • 発売年:1992年〜1996年
  • エンジン:空冷4ストVツイン(248cc)

SRではなく、Vツインを積んだヤマハの隠れレトロ名車

カフェ風のセパハンや細身のフォルムで、見た目は完全にクラシック。

でも乗ると“Vツインのゆったりトルク”が心地よく、ちょっと意外な走りの良さも。

“人と被らない、エンジンも見た目も個性派”を狙いたい人にぴったり。


③ YAMAHA RENAISSA(ルネッサ)|モダンレトロの先駆け

  • 発売年:1996年〜1999年
  • エンジン:SRV250と同系のVツイン(248cc)

SRVの派生モデル。ハンドルがアップになり、タンク・メーター周りはよりモダンで上質な仕上がり。

クラシックとカフェの中間のような“ちょうどよさ”が魅力

カラーリングや造形に女性ファンも多く、実は隠れた人気車。

「クラシックすぎないレトロがいい」という人には最適。


④ SUZUKI SW-1|“バイク界のシトロエン”

  • 発売年:1992年(1年のみ)
  • エンジン:空冷4スト単気筒(249cc)

「これ、バイク?」と言われるほどの異形レトロ。

どこかシトロエン2CVを思わせる丸みと柔らかさが特徴。

実はバイク界でも“ネオクラシック”という言葉が出るより前にこの路線をやっていた先駆者。

今でも街で見かけると二度見されるほど珍しく、所有感・唯一無二感はダントツ

実用性?走り?そんなの関係ない、という人にこそ似合う一台。


⑤ SUZUKI ST400 TEMPTOR(テンプター)|クラシックの頂点、あえての400cc

  • 発売年:1997年〜1999年
  • エンジン:空冷4スト単気筒(399cc)

最後にどうしても外せなかったのがこのバイク。

排気量は400ccですが、見た目と乗り味は“250ccクラシックの究極進化系”

ドラムブレーキ、リブ入りタンク、水平エンジン…クラシックファンが喜ぶディテール満載。

“現代のBSA”を目指したとも言われる一台で、その気品とシンプルさは今見ても色褪せません。

250のラインナップに入れるとちょっと反則かもしれませんが、バイクの“雰囲気乗り”を極めたい人には最高の相棒です。


🔚 まとめ|スペックより“味”で選ぶ、レトロの世界

今回紹介した5台は、どれもスペックで語るようなバイクではありません。

**雰囲気・乗り味・造形美・マニア心…そんな“趣味性の塊”**みたいなバイクたちです。

  • GB250 → 英国風シングルの名作
  • SRV250 → Vツイン×カフェの珍味
  • ルネッサ → 優雅でちょうどいい
  • SW-1 → 変態枠の王様
  • ST400テンプター → 最高峰のクラシック単気筒

「次に乗るなら、ちょっと人と違う一台を」

そんな気持ちが芽生えたら、このあたりの“通好みレトロ”を、ぜひ候補に入れてみてください。


以下に、今回紹介した5台(GB250/SRV250/ルネッサ/SW-1/ST400テンプター)の比較表を作成しました。


🏍 マニアックなレトロバイク5選|比較表

項目GB250クラブマンSRV250ルネッサSW-1ST400テンプター
メーカーHONDAYAMAHAYAMAHASUZUKISUZUKI
排気量249cc248cc248cc249cc399cc
エンジン形式空冷OHC単気筒空冷Vツイン同上(SRVベース)空冷OHC単気筒空冷SOHC単気筒
生産年1983〜19971992〜19961996〜19991992(1年のみ)1997〜1999
特徴英国カフェ風カフェ+Vツインモダンレトロバイク界の異端児王道クラシック
レトロ度★★★★☆★★★★☆★★★☆☆★★★★★★★★★★
希少性★★☆☆☆★★★☆☆★★★☆☆★★★★★★★★★☆
乗りやすさ★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★☆☆☆★★★☆☆
カスタム適性カフェ向きカフェ・チョッパーノーマル派におすすめほぼ不可(外装独自)英国風カスタム◎
重量約135kg(5型)約160kg約160kg約170kg約163kg
足つき性良好(低め)良好良好普通やや高め
中古価格帯(参考)20〜40万円前後25〜45万円前後30〜50万円前後50〜80万円超50〜90万円前後
向いてる人カフェ入門者個性派レトロ好きモダンな見た目派変態枠が好き本気でクラシックを味わいたい人

🔍 解説付きポイント

  • GB250:最もバランスが取れたクラシックモデル。カスタムベースにも◎
  • SRV250:Vツインならではの鼓動と音が好きな人に刺さる
  • ルネッサ:クラシックとモダンの中間点。おしゃれで中性的なデザイン
  • SW-1:もはや芸術品。実用性より“所有する喜び”重視
  • ST400テンプター:クラシック好きの終着点。大型っぽさもあり、存在感は随一

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