ホンダ GB350C(2026年モデル)|クラシックの深化と安全性・快適性の向上

皆さんこんにちは!北海道のバイク屋で店長をしているゆきヘル店長です。

今回は、大人気モデル【GB350】

の派生モデル【GB350C】の2026年モデルのご紹介です。

マイナーチェンジでさらに使い勝手がアップしました。

いい意味で、手に入りづらくなりそうな予感がします😅

目次

GB350C とは?

GB350をベースに、クラシカルなスタイルが強調されたGB350 C。フロントからリアにかけてなだらかに傾斜するシルエットに、ボリューム感のある前後フェンダーやフォークカバーを装着し、美しく重厚感のあるスタイル。タンクパッドを装備した燃料タンク、ホワイトパイピングがアクセントになっている、厚みのあるセパレートシート、水平基調のマフラーなどの専用デザインによって実現した、ワンランク上の上質感。クラシックな雰囲気が好きな方にはたまらない一台となっています。

2026年モデルは小改良で使い勝手がさらにアップ

2026年モデルのホンダ GB350C は、スタイリングや機能面で“マイナーチェンジ”が施されており、クラシック感はそのままに、「見た目」「夜間視認性」「カラーバリエーション」「価格・販売戦略」の面でブラッシュアップされています。この改良によって、クラシックバイクとしての魅力がより際立つ一台となっています。


見た目とカラーの刷新

まず目に入るのが新しいカラーラインナップです。2026年モデルでは Matte Sandstorm Beige(マット・サンドストームベージュ)Matte Bullet Silver(マット・バレットシルバー) の2色が追加されました。従来あった「プコブルー」「ブラック」といったカラーが入れ替えられ、よりアーストーン(自然・土・砂)を意識した落ち着いた色調が中心です。

これにより、「街中で馴染みやすい」「ツーリング先で埃や汚れが目立ちにくい」といった実用性も兼ね備えています。クラシカルスタイルを引き立てる深めのフェンダーや、シートの分割感、水平マウントのサイレンサーなど、デザインの基本要素は変わりませんが、カラーの変更だけでも印象が大きく変わるのがこのクラスの魅力です。


夜間視認性・ライト性能の向上

もうひとつの重要な変更点は、ヘッドライトの照射性能の改善。夜間走行時の視認性を高めるため、ヘッドライト光の範囲(ビームパターン)が改良され、安全性が向上しています。特に暗がりや街灯の少ない道では、この改良が大きな差を生むでしょう。

見た目のクラシックさを損なわず、しかし機能的なライトカバーやレンズ設定を見直し、夜の走行でも安心できる仕様になっているのがポイントです。


スペックと基本性能は“継承+微調整”

エンジンやフレーム構造、車体寸法などの主要スペックは、前モデルをほぼ継承しています。具体的には:

  • エンジン:348cc 空冷 SOHC 単気筒 → 過剰な高回転型ではなく、低中速でのトルク重視。街乗りにも向く仕様。
  • 出力・トルク:最大出力約20PS/5,500rpm、最大トルク約29Nm/3,000rpm。
  • 車体寸法等:全長/全幅/全高、ホイールベース、シート高などはほぼ従来と同じで、ロー&ロングのスタイルを維持。

ただし重量など一部仕様で微調整があり、ライト周りのパーツの変更で若干の質感向上や操作感の改善が期待されます。


向いている人・ライディングフィールの変化

これらの変更によって、GB350Cが「より夜間走行に強く」「外観での印象が洗練された」バイクになっています。以下のようなライダーに特にオススメできるようになったと思います:

  • 夕方や夜間の通勤・帰宅が多い人
  • ツーリングで暗くなってからの道や山間部を走る人
  • 見た目のこだわりを持ち、バイクのカラーやライトの雰囲気にも敏感な人

乗った感じでは、前モデルの「街乗りでゆったり」「クラシックな外観で目立つ」特性はそのままに、ライトの明るさと新色による所有感の満足度が上がった印象です。操作性や足つき感などは大きな変化はなく、従来通り低重心で取り回しも悪くないです。


弱点・注意点(マイナーチェンジゆえの限界)

改良点が多いとはいえ、いくつか留意すべき点もあります:

  • 車重:ライトの改良や新装備等で重さが若干増えている可能性あり(公式には186kgという情報も。従来モデル比での体感的な重さは感じる場面があるかも)。
  • 高速巡航:依然として高速道路での長時間走行にはやや厳しい。風圧や振動の問題は前モデル同様。
  • 価格上昇:新色・ライト性能改良などで販売価格も上がっており、コストパフォーマンスの観点で「プラスαの価値」をどう感じるかが購入判断の鍵。

総括:クラシックの深化、それでいて「ちょうどいい進化」

2026年モデルの GB350C は、大きな変革というより「細部の改良」によって使い勝手と見た目の質を上げたアップデート版と言えます。クラシックバイクが持つ“趣味性”“所有欲”“雰囲気重視”という部分を損なわずに、安全性と快適性をちょっと押し上げたのが、このモデルのキモ。

もし購入を検討するなら、試乗時にライトの見え方(夜間)、カラーサンプルの雰囲気(屋外での見え方)、車体の重さを扱うシチュエーション(Uターン、駐車場など)をチェックするとより納得できると思います。

👉 詳細は Honda Global公式リリース をご覧ください。

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