はじめに｜バイク営業に「雑談力」は必須スキル
どう話しかければいいかわからない…
話が続かなくて沈黙になる…
そんな悩みを抱えている営業の方、多いのではないでしょうか？
バイク屋など趣味性の高い商品を扱う店舗では、
お客様が商品説明や在庫確認だけを目的に来店するとは限りません。
むしろ「なんとなく」「ちょっと興味ある」程度で立ち寄る方も多くいらっしゃいます。
だからこそ、“何気ない雑談”から会話を始める力が、実は営業力に直結します。
営業歴15年、店長歴10年のゆきヘル店長から、実際の店舗で使っている雑談ネタをご紹介します。
この記事を読めば、ネタ切れで会話が途切れることがなくなり、会話が盛り上がって契約につながることが増えるはずです。
バイク業界に限らず、接客をされる方全般におすすめの内容ですので、ぜひ参考にしてみてください！
バイク店ならではの「鉄板ネタ」は強い味方！
バイク営業ならではの話題をいくつかご紹介します。
一見雑談のようでいて、お客様のニーズや背景が自然と浮き彫りになることも
| No. | フレーズ例 | 意図 |
| 1 | 「今日はどこから来られたんですか？ | 距離・地域ネタで親近感を |
| 2 | 「かっこいいバイク乗ってますね！」 | 愛車を褒めて心の壁を下げる |
| 3 | 「最近どこかツーリング行きましたか？ | ツーリング話で盛り上がる |
| 4 | 「今日は風、強いですね」 | 天気ネタは万能 |
| 5 | 「今までどんなバイク乗ってきたんですか？」 | 好みや使い方がわかる |
| 6 | 「バイク乗ろうと思ったきっかけは何だったんですか？ | 情報源や周囲の状況確認 |
| 7 | 「周りの友達はどんなバイクに乗ってますか？」 | 車種選びの参考になる |
| 8 | 「今、気になっているバイクってありますか？」 | 興味の方向性を探る |
| 9 | 「そのヘルメットかっこいいですね！」 | 共感して距離を縮める |
| 10 | 「お気に入りのツーリングスポットってありますか？」 | 使い方がわかる |
会話を広げるコツ｜Yes/Noで終わらせない
営業トークでよくあるNG例がこちら。
NG例：
「250ccと400cc、どっちがいいですか？」
→「250ccです」…終了。
これでは情報が引き出せません。
OK例：
「250ccだと車検もないので、維持費が安いから家庭持ちの方には人気なんですよ！
お客様はどんなジャンルのバイクが気になりますか？」
→使い方・悩み・期待など、“会話を広げる種”が返ってくる可能性大。
つまり、
**「選ばせる質問」ではなく「話してもらう質問」**を意識しましょう。
こんな雑談はNG！
雑談とはいえ、話し方を間違えると逆効果になることもあります。
- 自分の武勇伝を長々と話す（※お客様から求められればOK）
- バイクに興味のない同行者に話しかけ続ける（空気を読むべし）
- 話の途中で遮って話題を変える（不信感につながります）
雑談は“雑に話す”のではなく、
丁寧に距離を縮めていく技術だという意識を持ちましょう。
まとめ｜雑談＝「心を開いてもらう技術」
バイクは「欲しい！」を最大限高めることで販売に近づいていく商品です。
だからこそ、お客様の情報を引き出し、共感し、信頼してもらうプロセスが重要です。
その第一歩が「雑談」。
まずはこの記事の中から1つだけでも使ってみてください。
驚くほど、会話の流れが変わるかもしれません。
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