〜“同じ説明”では刺さらない!タイプ別に合わせた営業トークの極意〜
はじめに|“話し方”より“相手に合わせる”が大事
営業で大切なのは、「自分の話し方」ではなく「相手に合わせた伝え方」です。
どんなに素晴らしい提案でも、相手のタイプに合っていなければ届きません。逆に、内容がシンプルでも「この人、分かってくれてるな」と思わせる一言があれば、心が動きます。
そこで今回は、現役店長として現場で実践し成果を上げてきた「お客様のタイプ別に刺さるトーク事例集」をご紹介します。
タイプ①|即決タイプ:スピード重視の行動派
特徴
- 決断が早い
- 情報より感覚重視
- 話を端的に聞きたがる
NGトーク
「これはですね、もともとの歴史がありまして…」
→話が長いと飽きられる!
刺さるトーク事例
「こちら、今月中なら10,000円オフです。即決で決めた方はみなさん選ばれてますよ!」
📝ポイント
→即決派には「理由」と「今選ぶメリット」を簡潔に伝える!
タイプ②|慎重派タイプ:納得感を重視する思考派
特徴
- 比較検討が好き
- 具体的な数値・根拠を求める
- 口コミを重視する傾向も
NGトーク
「とにかく人気なんですよ!」
→根拠のないセールストークは信用を失う!
刺さるトーク事例
「この車両、燃費が40km/Lと同クラス最高クラスです。実際に使っている方の声も聞いてみますか?」
📝ポイント
→“数値”と“第三者の声”が信頼を生む!
タイプ③|不安型タイプ:一歩が踏み出せない慎重派
特徴
- 初めてのことに不安が強い
- 決めきれずに帰ることが多い
- 過去の失敗経験を引きずる
NGトーク
「迷う理由がないですよ!」
→気持ちを置き去りにすると、より頑なに…
刺さるトーク事例
「不安になりますよね。みなさん最初はそうなんです。実際に乗ってみると“案外大丈夫だった”という方がほとんどです」
📝ポイント
→“気持ちを言語化”してあげると安心に繋がる!
タイプ④|こだわり派タイプ:自分の世界を持っているマニア型
特徴
- 製品知識が豊富
- 細部にこだわる
- 店員より詳しいことも…
NGトーク
「これ、誰にでもおすすめできます!」
→“自分だけのこだわり”を無視すると逆効果!
刺さるトーク事例
「ここ、見られてるあたりですね!他の人は気づかない部分なんですが…」
📝ポイント
→“目のつけどころ”を褒めてから提案すると好感度アップ!
タイプ⑤|雑談タイプ:話が長くなりがちな情報収集型
特徴
- 話すことが好き
- 情報収集が目的
- 話題が脱線しやすい
NGトーク
「それより、この商品なんですけど…」
→話を急に戻すと不快にさせる
刺さるトーク事例
「そのお話、実はこの車両とも相性いいんですよ。というのも…」
📝ポイント
→雑談を“接点”に変えるのがコツ!
おまけ|タイプが分からない時の万能トーク
お客様のタイプが掴めないときは、まず聞く→共感する→軽く提案の順が安全。
🔹万能トーク例
「今日、どんな目的で見に来られましたか?」
「もしお時間あれば、いくつかご紹介してもいいですか?」
このような柔らかい入り方で、“相手のタイプ”を自然に見極めることができます。
まとめ|話す前に、相手を“知る”
営業は「話し方」よりも「相手のタイプに合わせること」が何よりも重要です。
✔ 即決タイプ → メリットを短く
✔ 慎重派 → 数値と根拠を
✔ 不安型 → 気持ちの代弁
✔ こだわり派 → 視点を褒める
✔ 雑談型 → 話の中から接点を見つける
タイプごとにトークを変えるだけで、成約率が大きく上がります。ぜひ、あなたの現場でも試してみてください!
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