──売れる人が無意識にやっている5つのこと
はじめに|売れる営業は「トーク」じゃない。「空気」で選ばれている
「話もそこまでうまくないし、知識も普通。
…なのに、なぜか売れる営業がいる。」
あなたの職場にも、そんな“感じのいい営業”いませんか?
彼らが特別なテクニックを使っているかというと、決してそうではありません。
実は、“人としての印象”=空気感が、売上を左右しているのです。
今回は、そんな「なぜか売れる、感じのいい営業」が共通して持っている5つのポイントをご紹介します。
① 「相手をジャッジしない」空気を持っている
売れる営業は、相手を“評価しない”姿勢を自然にまとっています。
たとえば──
- 「この人、冷やかしかな?」と態度に出す人
- 「知識ないですね」といった空気がにじみ出る人
…こういう営業は、すぐに見抜かれます。
お客様は無意識に「この人、なんか感じ悪い」と警戒します。
一方、感じのいい営業は、
🔸 どんな服装の人にも変わらず丁寧
🔸 質問が初歩的でも、嬉しそうに答える
🔸 高圧的な態度を取られても、落ち着いて対応
こうした「絶対に相手を見下さないスタンス」が、安心感と信頼を生んでいます。
② 「無理に売ろうとしない」から、信頼される
“売り込み感ゼロ”の営業ほど、なぜか売れていきます。
それはなぜか?
理由はシンプルで、お客様が「自分で決めた」と思えるからです。
感じのいい営業は、こんなスタンスで接します。
- 「無理に決めなくて大丈夫ですよ」
- 「今日は情報だけ持ち帰ってくださいね」
- 「もしご縁があれば、また来てください😊」
こう言われたお客様は、不思議と心のガードが下がります。
そして、後日「あの人から買いたいな」と再来店するケースが多いのです。
③ 「リアクションが大きい」「よく笑う」
売れる営業は、リアクションが豊かでよく笑う傾向があります。
- お客様の話に「それ、めっちゃ分かります!」と共感
- 冗談に笑ってあげる
- 商品の説明も楽しそうに話す
たとえ話す内容が同じでも、表情が明るくリアクションが大きいだけで
💡「この人、なんかいいな」
と思ってもらえます。
営業は“内容”と同じくらい、“雰囲気”が大事。
無表情で淡々と話すより、感情が伝わる営業の方が、断然印象に残ります。
④ 「“ちょっとしたこと”を覚えている」
感じのいい営業は、お客様との何気ない会話を覚えています。
- 「前に話してた〇〇、どうなりました?」
- 「あ、今日はお仕事お休みですか?」
- 「奥さまと来られてたときのお話、覚えてますよ」
こういう一言に、「ちゃんと自分のことを見てくれてるんだな」とお客様は感じます。
これはスキルではなく、相手への“興味”や“心遣い”があるかどうか。
メモでもいい。覚えていなくても、前回話した話題に触れてみる。
その積み重ねが「感じのいい営業」につながります。
⑤ 「空気を読みながら、話す量を変えている」
感じのいい営業は、“話す量”の調整がうまいです。
- 無口なお客様には、説明をコンパクトに
- 話したいお客様には、じっくり付き合う
- 急いでいそうなら、手短にまとめる
これは「空気を読む力」と「自分を押しつけない姿勢」の両方が必要です。
一方的に話す営業は、どこかで“自分中心”になりがち。
それに比べて、感じのいい営業は常に「お客様のテンポ」に合わせて動くのが特徴です。
まとめ|“感じがいい営業”は、誰でもなれる
「感じがいい」って、センスじゃない?
…そう思うかもしれませんが、実は違います。
- 相手を尊重する
- 無理に売らない
- 表情とリアクションを意識する
- 小さなことを覚えておく
- 空気を読む
これらはすべて、“意識すれば誰でもできる”ことです。
最後に|売れる営業は、まず“好かれている”
感じがいい営業=**「またこの人と話したい」と思われる営業**。
トークスキルよりも前に、
あなたの空気・態度・リアクションが、お客様の心を動かしているんです。
「売るため」ではなく、「信頼されるため」に。
まずは、“感じのいい営業”を目指してみませんか?
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