── “伝わらない”を“即決”に変える、たった一つの順番の技術
■ 「話してるのに、伝わらない…」そんな悩みはありませんか?
一生懸命説明しているのに、
「で、結局どういうこと?」と言われてしまう。
お客様の反応が薄く、手応えを感じられない。
営業現場で、そんな悩みを感じたことはありませんか?
実はその原因、“話の順番”がズレているだけかもしれません。
今回は、そんな営業トークを劇的に変える「PREP法」をご紹介します。
型を覚えるだけで、お客様の納得度がグッと上がり、即決も引き出せるようになります。
■ PREP法とは?
PREPとは、以下の4つの頭文字をとった話の組み立て方の型です。
- Point(結論):最初に結論を言う
- Reason(理由):その理由を伝える
- Example(具体例):具体的な事例・根拠を添える
- Point(再主張):最後にもう一度、結論を伝える
この順番で話すことで、相手にとって情報が整理され、納得しやすくなります。
営業はもちろん、プレゼン、説明、SNS、さらには恋愛や日常会話にも応用可能です。
■ 会話例:免許取得前のお客様との商談
実際に私が現場で使ったPREP法の事例をご紹介します。
【Point】(結論)
「免許取得前に車両を決めておくのが、実はおすすめなんです!」
【Reason】(理由)
「なぜなら、お客様にとって3つのメリットがあるからです。」
【Example】(具体例)
① 気に入った車両が売れてしまうリスクがなくなります。
在庫が豊富な今のうちに選べば、後悔しない買い物ができます。
② 車両が決まっていると、用品選びがスムーズになります。
ヘルメットやジャケットの色・形をバイクに合わせて選べるので、無駄がありません。
③ 納車までの準備が前倒しで進められます。
点検やナンバー取得が先に進められるので、免許取得後すぐに乗れる状態にできます。
🗣 さらにおまけで、「バイクが決まると、免許を早く取りたくなるモチベーションも上がりますよね!」と添えたら、お客様も思わず笑顔に。
【Point】(再主張)
「だからこそ、免許前に“お気に入りの一台”を確保しておくのは本当におすすめなんです。」
結果、お客様は納得されて、悩んでいた車両をその場で即決して帰られました。
■ PREPが効果的な理由
人間の脳は、結論から話されると「聞く準備」ができます。
最初に“これから何の話なのか”を明かすことで、相手の理解と集中が格段に上がるのです。
逆に、情報がバラバラだったり、後からやっと結論が出る話だと、
聞き手は「長いな」「で、何?」と疲れてしまいます。
PREP法は、「わかりやすい人だな」と感じてもらうための“順番の魔法”なのです。
■ ダメな例と改善例の比較
❌ NGパターン
「今在庫が多くて、ヘルメットやジャケットも選びやすいんですよ。納車もスムーズですし…」
→ お客様:「ふーん、だから何?」
✅ PREP型の改善例
「免許前に決めた方がいい理由、3つあります。」
→ お客様:「それ聞きたいです」
順番が変わるだけで、印象も伝わり方も劇的に変わるのです。
■ PREPを自然に話すコツ
- まず「結論は〜です」と口にするクセをつける
- 話す前に「理由は〇個ある」と予告する
- それぞれの理由に「見出し+補足」をつける
- 最後にもう一度、結論を繰り返す
この4つを意識するだけで、あなたの話し方はぐっとプロフェッショナルに近づきます。
■ 恋愛・私生活・SNSでも使える!
PREP法は営業だけのものではありません。
💕 恋愛編
「今日◯◯に行きたい理由が3つあるんだけど──」
→ 意外と伝わりやすくて好印象!
🏠 家庭編
「今宿題をやるといい理由を教えるね」
→ 子どもにもロジカルに伝わる!
📱 SNS編
冒頭に結論→中で理由や体験談→最後にもう一度主張
→ 読了率・反応率が爆上がり!
■ PREP型営業トークのメリット
- 相手が理解しやすくなる
- 自分の思考も整理される
- 話のブレが減って、即決率が上がる
- 「わかりやすい人」として信頼される
■ まとめ|伝え方に“型”を持てば、誰でも上達できる
営業はセンスより構造です。
PREP法という“型”があれば、誰でも「伝わる営業」になれます。
📌 最初に結論
📌 数を伝える
📌 理由と具体例を分けて話す
📌 最後にもう一度、結論で締める
この4ステップだけで、
あなたのトークが“伝える技術”に変わります。
ぜひ、今日から「PREP型営業」、試してみてください!
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