「みんなで走ると楽しいけど、正直ちょっと不安もある…」
そんな風に感じている方も多いのではないでしょうか?
ソロツーとは違い、**マスツーリング(複数人でのツーリング)**では思わぬトラブルがつきもの。特に初参加の方や初心者が混ざる場合、ペースや空気感のズレが原因で、せっかくのツーリングが台無しになることも。
この記事では、よくあるマスツー中のトラブルとその対処法を6つ紹介します。
事前に知っておけば、みんなで気持ちよく走れるヒントになるはずです!

目次
① はぐれる・迷子になる
原因:
信号や渋滞で列が分断/スマホやインカムの未装備
対処法:
- 出発前に「目的地ナビ」「集合ポイント」「はぐれた時のルール」を決めておく
- グループLINEやインカムで連絡手段を確保
- 先頭ライダーが無理に飛ばさず、後方を気遣うペース配分を
🚦信号待ちのたびに焦って走ると、後続が見失いがち。“無理せず合流”できる仕組みが大事です。

② ガス欠寸前!?給油トラブル
原因:
燃費やタンク容量の違いを把握していない
対処法:
- 出発前に「全員給油」ルールを徹底
- 小排気量車や古いバイクのタンク残量を気にかける
- 休憩地点にガソリンスタンドを組み込む
⛽「まだ走れる」は禁物。仲間と足並みをそろえた給油計画が安心です。

③ 急なトイレ・体調不良
原因:
水分補給不足/我慢しすぎ・言い出せない空気感
対処法:
- 「トイレは遠慮せず言おうね」と事前に共有
- 休憩のタイミングは1時間に1回を目安に
- 停車希望時に手を挙げて意思表示できる雰囲気づくり
🚻我慢しながら走ると集中力も低下。遠慮のない空気が事故防止にもつながります。

④ ナビずれ・道間違い
原因:
ルート共有があいまい/集合地点の定義が不明確
対処法:
- Googleマップやツーリングアプリで事前にルート共有
- リーダーとサブリーダーを決めて連携体制を
- 万一はぐれた時の「合流ポイント」もあらかじめ決めておく
📍「あれ?今どこ?」となる前に、情報共有と役割分担がカギです。

⑤ バイクの不調・トラブル発生
原因:
メンテナンス不足/長距離走行に不安のある車両
対処法:
- 出発前点検(タイヤ・チェーン・ブレーキ・オイルなど)をルーティン化
- 応急工具やパンク修理キットを持参
- 異常時は無理せず停車し、LINEや電話で状況共有
🔧日頃の整備が、旅の安全と信頼を守る最大の対策です。

⑥ ペースが合わず疲れる
原因:
初心者とベテランの走行感覚の差/無理なハイペース
対処法:
- 先頭ライダーはミラーを見ながらゆとりある速度設定を
- 初心者は中列に配置し、安心感を持たせる
- 最後尾に経験者を置き、トラブル時にサポートできる体制に
💨「速さ」よりも「全員で気持ちよく走る」がマスツーの醍醐味!

✅ まとめ|トラブルは“準備と空気感”で防げる
マスツーリングのトラブルの多くは、**出発前の「ひとこと」や「確認」**で防げるものばかり。
- ルートのすり合わせ
- 合図や停車のルール決め
- メンバー全員が安心できる空気づくり
この3つが揃えば、誰もが気持ちよく走れて、「また一緒に走りたいね!」と言えるツーリングになるはずです。

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