免許取得前にバイクを買いたい!家族や嫁・親の反対をやわらげる具体的な伝え方

皆さんこんにちは!

北海道のバイク屋で店長をしているゆきヘル店長です。

営業歴16年の中で、数千人のお客様とお話ししてきました。

バイクを買いたい気持ちはあるけれど、家族や親、奥さんからの反対や、免許の不安でなかなか踏み出せない…。そんなお客様もたくさん見てきました。

その都度、お客様と一緒にご家族やご両親を説得してきました。

その結果、今では楽しくバイクに乗っていただいてるお客様から喜びの声をいただいています。

あの時店長が一緒に説得してくれて助かったよ😭」

あんな言い回しがあるなんて思いつかなかったわ!😳」

この記事では、私が説得に使ってきたトークスクリプトや提案方法を具体例を交えてご紹介します。

「ご家族やご両親を説得したい!」というお客様には、きっと心強い味方になってくれる内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください!

目次

この記事でわかること

家族や嫁・親がバイクに反対する理由と、その受け止め方

親や嫁さんからの「バイク反対!」は、愛情の裏返し。理由を知れば解決策は見えてきます。

安全・お金・置き場など現実的な不安の解決策

バイク購入を迷う理由の多くは、現実的な問題。しかし工夫すれば解決できます。

免許取得前に契約するメリットと説得の仕方

「免許を取ってから買う」だけが正解じゃありません。実は、免許前契約は多くのメリットがあります。

営業で実際に使えるトークスクリプトと、家族説得トーク例

実際に店頭でご家族や奥様に使ってきたトークスクリプトをご紹介します。

家族や奥さんからの反対──なぜ“反対”が出るのか?

親や嫁さんからの「バイク反対!」は、

ただあなたのやりたいことを頭ごなしに否定しているわけではありません。

実際のところはあなたを心配している愛情の裏返し

なぜ反対しているのか、理由を知れば解決策は見えてきます。

よくある反対理由は

安全面、金銭面、置き場所、一人だけで楽しんでいる、などです。

これからそれぞれの対策法をお伝えしていきます。

安全面への心配をほぐす方法

まずはあなたの体を守る[フルフェイスヘルメット]と[プロテクター付きのウェア]、そして万が一の際に頼りになる[任意保険]の三点セットを装備することを約束しましょう。

無防備では乗らない」という誠実さが安心につながります。



金銭面への不安を数字で示す

バイクに乗るなら、バイク本体の購入や身の回り品の購入、そして免許費用などお金の心配事は必ずついてきます。実はバイクに乗ったことがない方ほど、ハーレーダビッドソンのような高級車両をイメージしがち。

「バイクってお金かかるんでしょう?」

と不安全開で質問されるご家族や奥様がほとんどです。

そこで、実際の月々の支払いプランや維持費を、車や趣味と比較すると。

「えっ!バイクの税金ってそんなに安いの!?」

「そんなに燃費が良いなら、思っていたほどお金かからないんだね!」

など高確率で肯定的な反応が返ってきます。

自分の趣味を家族の趣味に

「私は家で家事や子守をしているのに、あなただけ遊びに出掛けてズルい!」

一人だけでツーリングに出掛けてしまうと、このような不満を溜めてしまうことになります。

こんな状態を続けていると、バイクの乗り換えやカスタムには賛成されにくくなってしまいます。

下手をするとバイクを手放すことを打診されてしまうことも・・・

そうなる前に、

奥さんやお子さんと一緒にタンデムツーリングを計画し、家族で楽しめるイベントを作りましょう!

初めは怖がられたり、後ろに乗るのをためらわれるかもしれません。

しかし、根気よく提案し続ければ、ただの一人の趣味が「家族の思い出作り」に変わります。


置き場所問題を解決する方法

都市圏と地方では大きく状況が変わる置き場所問題。

私はしばらく都市圏で生活していないので、北海道の地方でのお話をメインにさせていただきます。

バイクを置きたいと思った時に障害になることが多いのは、

賃貸の場合

  • 大家さんの許可が降りない
  • そもそも二輪を駐車する場所がない
  • 屋外保管だと冬場に雪が降った時が心配。
  • 屋外保管だと盗難のリスクが心配。

持ち家の場合

  • 物置はあるけど、その中に欲しいバイクが入らない
  • 敷地はあるけど、ガレージが建てられない
  • 屋外保管で冬が心配。
  • 屋外保管だと盗難のリスクが心配。

が実際にお客様からよく聞く話です。

大家さんの許可が降りないケースでは、

  • バイクのサイドスタンドでアスファルトに穴が空いたり凹むこと
  • 騒音による近隣トラブル

を警戒していることがほとんどです。

アスファルト問題は、

  • サイドスタンドプレートやスタンドマットを使用すること
  • 騒音問題は、時間帯によってエンジン始動を家から離れた場所で行うなど配慮すること

で解決します。

次に賃貸でも持ち家でも出てくる、

屋外保管問題は、

  • シーズン中はバイクカバーと毛布、盗難対策のバイクロックを使用すること
  • 1週間に一度バイクカバーを外して換気してあげると湿気もこもりにくく、錆も防ぎやすい
  • 冬はバイクショップの冬季預かりサービスを利用することで、安心して越冬できます。



在庫の不安──「今じゃなきゃダメ!」な理由

「目の前のバイクを気に入ってしまった!」

でも、今日は契約するつもりでお店に来たわけじゃないし、一人で勝手に契約して帰ったら、家で何を言われるかわからない・・・

皆さんの頭の中はこんな悩みになっていません?

他のお客さも大体同じ悩みに直面しています。

中古車との出会いは常に一期一会。

タイミングを逃すと一生後悔することになるかもしれません。

ここからは出会いの大切さと価格の変動や新車納期の不透明さをご紹介します。

在庫との出会いは“一期一会”

中古車はどの車両も世界に一つだけの一点モノ。

気に入ったときに決めないと、次に出会える保証はありません。

私も何回か経験したことがありますが、

「あの時に契約しておけばよかった・・・」

という後悔は本当に辛い経験になってしまいます😭

時期による価格と納期の変動

【中古車は、今後も価格上昇していく可能性が高いので今のうちに買っておいた方がいい?】

バイク人気のおかげで、コロナショック以降中古車在庫が少ない状況が続いています。

それに伴い人気モデルに限らず、多くの車種の値段が高騰してきています。

新車の定価上昇と生産台数縮小も相まって、今後も中古車価格は高騰していくと私は予想しています。

具体的には、車両本体価格が上昇しないとしても、年式が古くなり走行距離は増えているのに数年前の本体価格と同額で販売していることも多いので、実質値上げになっています。

バイク版インフレですね。😅

こういった状況があるので、「今買わずに後で買います」という決断は、もしかするとお客様が損をすることになるかもしれません。😭

思い切ってすぐに購入して、たくさん乗って楽しみましょう!

【新車納期は1年以上?】

また、最近の新車は、メーカーの生産数が少ない上に、海外の工場で生産しているモデルがほとんどです。

ニューモデルの場合は発売する1〜6ヶ月前からおおよそ1年分の在庫の発注をしなければなりません。

従業員も実物を見ずにカタログと睨めっこして、そのバイクが何台売れるかを想像し、発注するのでたくさんの在庫を注文しにくい状況です。

ほんっとうに、ニューモデルの注文は毎年悩みます・・・😭

こういう状況なので、実物を見てから発注を受けると車両の到着が大幅に遅れ、人気車両になると1年以上かかることも・・・

実物を見て跨いでから注文したい気持ちは誰よりもわかっているつもりですが、

その車両が欲しければ実物を見ないで勇気を出して予約しましょう!

免許前契約=むしろ賢い

「免許を取ってから買う」だけが正解じゃありません。実は、免許前契約は多くのメリットがあります。

「バイク欲しい!」と思ったら、「まず免許取らないと!」という流れが自然だと思います。

実際、私も同じ流れで普通自動二輪免許を取得してからバイクを購入しました。

ところが、結論から言うと、この流れはあまりオススメできません。

なぜなら、乗るまでに時間がかかる!

免許取得後は1秒でも早く乗りたいはず。そんな時に納車までの納期が一ヶ月・・・

こんな長い時間待てないですよね?

実は、この対策は簡単です。

免許取得とバイク購入の順番を入れ替えるだけで、納期を大幅に短縮できるのと、+αの副産物がついてきます。

下記にまとめましたので、今から免許取得とバイク購入を考えている方はこの流れを基本にしていただくことをオススメします!

車両確保で安心

中古車は一期一会、新車は納期がかかるので気に入った車両はその場で押さえておけば、売り切れてしまって後悔することを防げます。

準備期間を有効活用

契約後に車検整備やナンバー登録が進むので、免許を書き換えしたその日に愛車に乗って帰ることができます。また、免許取得前に車両が先に決まると、その車両に合わせた用品(バイクジャンルやカラー)を購入できるので、免許用にとりあえずで買う用品代を節約できます。

モチベーションが爆上がり

「このバイクが待ってる!」という気持ちが、教習を頑張る原動力になります。😁

営業の正解は「背中をそっと押すこと」

営業は無理に押すのではなく、「買いたい気持ち」を整理してあげる役目です。営業が家族を説得してしまうとより強い反発を生み出しています恐れがあります。購入したいご本人の気持ちを尊重し、後押ししてあげる立場からアドバイスをしている役割に徹することが鉄則です。

反対意見を敵視しない

親や嫁の反対は「愛情」。それを否定せず「わかります」と受け止めるのが第一歩。

話を聞いてくれてると感じてもらってからが商談スタート。

まずはご家族がどんな理由で反対しているのかを会話の中で洗い出しましょう。

このフェーズでは、反対している理由に全て乗っかり肯定し続けましょう。

一緒に解決策を探す

反対理由が洗い出せたら、一番重要な反対理由に対して解決策を提示していきます。

ここでは、お客様を巻き込み

営業マン・お客さんチーム 対 反対勢力(親・夫・妻)

と言う構図に持ち込みましょう。

反対勢力を説得できる解決策を提案しながら、お客様を間接的に納得させる大事なフェーズです。

「今が一番いいタイミング」を伝える

気持ちが高まった瞬間が、購入のベストタイミング。冷める前にそっと背中を押しましょう。

反対勢力を説得できたら、お客様も納得できているはずなので速やかにクロージングに入りましょう。

ここまでの説得が上手くいくと、先ほどとは逆に

営業マン・反対勢力 対 お客様

このような構図になり反対していたご家族が味方になってくれることもあります。

家族や嫁・親を説得するリアルトーク例集

嫁さん編:お金に厳しいパートナーを納得させる

お客様:「月々1万円台のローンで、通勤費も下がるんだよ。」
:「でも維持費が…」
お客様:「年間で比べても車より安いし、趣味と移動を両立できるんだ。」

親編:安全性に心配する両親へ

:「バイクなんて危ない!」
お客様:「ヘルメットやプロテクター、任意保険で対策するよ。」

家族全体編:共感を生む未来イメージ

お客様:「子どもと北海道を走るのが夢なんだ。」
家族:「そういう楽しみ方もあるんだね。」

営業で使えるトークスクリプト

「家族目線」で寄り添う

「奥さまは安全やお金のことをご心配かもしれません。実際の見積もりや安全装備を一緒に見てみませんか?」

「親の反対」を味方にする

「親御さんに心配してもらえるのはありがたいですね。安心できるようにプランをご提案します。」

「免許前」の不安を解消する

「免許前に契約される方、最近は多いんですよ。車両確保と納期短縮・モチベーション維持に繋がります。」

役に立つ小ネタコーナー

  • 小ネタ①:免許合宿はコスパ最強 ─ 短期集中で安く、仲間もできる。
  • 小ネタ②:冬のサビ防止は「二重カバー」 ─ カバー+毛布で霜対策。
  • 小ネタ③:嫁を説得するワード ─ 「車より安く、家計に優しい」
  • 小ネタ④:親を安心させるトーク ─ 「昔より安全装備と制度が進化している」
  • 小ネタ⑤:子どもと楽しむ将来設計 ─ 親子ツーリングを夢として語る。

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